物流2024年問題の現在地と「荷主間連携」という解決策
国土交通省は本年6月、トラック運送業における多重下請構造の是正を視野に入れた実証実験の結果を公表しました。この実証実験では、荷主間の連携による輸送効率化を検証し、トラックの延べ台数を約13〜14%削減できる可能性を示しました。運賃換算では、閑散期で7億円、繁忙期で9億円ものコスト削減効果が見込まれるという、極めて実践的な結果が得られています。
■行政書士の視点から見る3つの重要ポイント
1. データに基づく荷主間連携の効果
2. 少ない人員で効率的に運ぶ体制の実現
3. データ精度が連携の成否を分ける
■来年4月施行予定の新物流2法が追い風に
また、本年6月には「トラック運送業における多重下請構造検討会」が取りまとめに向けた論点整理を発表し、多重下請け構造の是正に向けた具体的な施策の検討が進んでいます。運送業界全体が、構造的な変革期を迎えているのです。
■運送事業者が今すぐ取るべき3つの対応
対応1:荷主との時間調整の提案
対応2:配車表・運行管理システムのデジタル整備
対応3:運送実績データの蓄積と活用
許認可の視点から見ても、こうした取り組みは「事業の持続可能性」や「労働環境の改善」と密接に結びついており、運輸開始後の事業報告や巡回指導などでも注目されやすいポイントです。
多くの事業者様が、運送効率化は社内努力の問題だと考えがちです。しかし、今回の実証実験は、「他社との連携」こそが突破口になることを明確に示しました。
■まとめ:変化をチャンスに変えるために
2024年4月の規制施行から1年余りが経過し、業界は今まさに具体的な対応策を模索しています。来年4月には新法が施行される見込みで、業界全体が大きく動き始めています。
変革の波は既に始まっています。今こそ、一歩を踏み出す時ではないでしょうか。
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